ナチュラルだけを使ったフレグランスを調香している方に朗報!

 夏のチャレンジ! あなたの調香技術を試してみませんか?
 公益社団法人 日本アロマ環境協会が、「富山」をテーマにした香りを全国から募集中です。
 普段、精油を使って香りを調香している方はこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 テーマに沿って香りを創る醍醐味は、普段好きな香りを創るのとは違った楽しみがあります。入賞者は2017年2月に「会員のつどい アロマフェスタ2017in東京」で表彰されるようです。
 自分の実力を外部の人に評価してもらえる機会は、そう多くはありません。
 この機会にぜひチャレンジしてみましょう。
 募集期間は7月22日〜8月12日まで
 すでに募集期間は始まっていますが、まだ間に合います。

詳しくは、以下の記事とサイトから確認してみてください。

【募集告知】「富山」の香りを全国から募集「AEAJイメージフレグランスコンテスト2016」開催  時事通信社

AEAJイメージフレグランスコンテスト2016 オフィシャルサイト

フィルメニッヒ 天然香料 Firmenich Naturals Together 

 「アロマテラピー」という言葉は様々なシーンで使用されるようになりました。
 アロマテラピーと言う言葉は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

 アロマテラピーとは、1920年にフランスのルネ=モーリス・ガットフォセが、つくりだした言葉です。
 ガットフォセが研究室で実験中に手にやけどを負い、薄めていないラベンダー精油に浸したところ、治りが早かったそうです。
 その治癒力に着眼し、研究を重ね、科学論文で「アロマテラピー」という言葉をはじめて使用し、1928年に「アロマテラピー」という本を出版しました。

 アロマテラピー、フレグランスに使う精油、エッセンシャルオイルなどを天然香料と一般的に呼びます。
 そして、どのようにつくられているかご存じですか?
 調香師もすでに使える状態のものは知っていると思います。その原料となる、樹木、草、花などは、身近に感じないものもあります。
 遠くの地でつくられるものもあります。

 ローズ、ジャスミンなどはどんな植物であるかは知っていても、コパイバ、ベチバー、知っていますか?
 名前は知っているバニラ。どのようにつくられるか知っていますか?

 フィルメニッヒという香料会社の Firmenich Naturals Togetherというビデオが、シリーズでありましたのでご紹介します。
 7つの章に分かれて紹介されています。
 一章 コパイバ、二章 ジャスミン、三章 ローズ センチフォーリア、四章 パチュリ、五章 ベチバー、六章 バニラ、 最終章 クリエイション&イノベーション となっています。

 各章、見応えのある映像とフィルメニッヒ社のパフューマーがコメントしています。とても興味深い映像です。
 香りもビジュアルでコメントがあると、説得力がありますね。
 天然香料に対して思いをはせる、そんな言葉が似合う作品です。
 
 最終章は、同社の取り組みについてのプロモーションっぽさを感じます。
 しかし、とてもプロフェッショナルな印象で、パフューマーが議論しているところなどは、「こんなカット使っていいの?」と感じてしまうほど、現場の臨場感が伝わってきます。
 最終章には、超がつく有名パフューマーが、出演しています。それも同社のさりげないすごさを醸しだしています。
 現地に行ってみたいなと思ってしまったのは私だけでしょうか?
 オファーがあれば、いや、なくても、現地に行ってみたいなと思ってしまいました。
 
 「さすがは、フィルメニッヒ!世界大手の香料会社ですね」と言いたくなる内容でした。

Chapter1 copaiba
Chapter2 Jasmine
Chapter3 Rose Centifolia
Chapter4 Patchouli
Chapter5 Vetiver
Chapter6 Vanilla
Final Chapter Creation & Innovation

 天然香料サンプルを香料試験紙(ムエット)につける時は、サンプル瓶の中のオイルに直接つけるのではなく、フタについているものをつけるようにと教わったことがあります。
 それだけ天然香料は貴重で、収穫、製造、それに関わる人の事を考えると雑に扱えない。天然香料をリスペクトする姿勢に共感したことが記憶に残っています。

 瓶に入って販売されている状態しか目にしたことのない方には、どうやってできるのかを知っていただけたら高価な価格の理由と貴重さがわかるのではないかと思います。

映像も映画のようなクオリティーで素晴らしいです。
ぜひ一度ご覧ください。

直接フレグランスと関係ない、裏側の話題が多くて申し訳ありません。

これは便利!フレグランス系統図 FRAGRANCES GENEALOGY 2015 EDITION 23

ご訪問ありがとうございます。

サイトリニューアル最初の情報シェアは有名なフレグランス系統図です。

ハーマン&ライマーという香料会社ご存じですか?
かつて、ハーマン&ライマーでつくられ、書籍としてかつては出版されていました。ドラゴゴという香料会社と一緒になり、今はシムライズという会社に名前を変えています。
そのシムライズからネット版のフレグランス系統図が発表されていますので、シェアします。

年代順、香調別に分類されています。香りの情報は少ないのですが、年代のトレンド、香調のトレンドなどわかりやすいのが特徴です。
かつては、大型の巻物のような紙に印刷されたものがありましたが、今ではネットで閲覧できるようになったのはいいことだと思います。
関係者向けの情報だったので、一般には目にすることが少ないものでした。

最近は、香料会社も情報を公開するようになったので、今後は、その情報もシェアしたいと思います。

今後も、マニアックな情報をシェアをめざして継続したいと思います。

今回の情報はいかがでしょうか?いいね!に該当しますか?
今回のサイトリニューアルで、SNSシェア、いいね!ができるようなものにしてみました。うまく機能するかわかりませんが、いいなと思いましたらそちらもご利用ください。
シェア、いいね!がつくようになれば、無理にでも更新しなければいけない気持ちになりますので、管理人に情報収集させたい!と思われるようでしたらご活用ください。

サイトのリンクは以下からご利用ください
フレグランス系統図 エディション23(FRAGRANCES  GENEALOGY 2015  EDITION 23)
スクリーンショット 2016-02-11 10.40.30 スクリーンショット 2016-02-11 11.01.53

 

 

フレグランスも調香師で選ぶ時代

あなたは、どのようにフレグランスを選びますか?
ブランド?
新作?
価格?
香りの選び方に新しい選択肢です。
『VOGUE JAPAN』2014年12月号ビューティ特集「調香師から読み解く、女の香り」
香りも調香師で選ぶ時代になったのですね。

選択肢になっている4調香師は以下の通り。
フランシス・クルジャン、アルベルト・モリヤス、
フランソワ・ドゥマシー、オーレリアン・ギシャール。
気になる方は、
『VOGUE JAPAN』2014年12月号でご確認ください。

VOGUE JAPAN