南フランスグラース 魅惑ローズのしずく

南フランスのグラースは、フレグランス産業発祥の地として未だ健在です。
そのグラースでローズのエッセンシャルオイルを花の摘み取りから見ることができる映像がありましたのでご紹介します。
花は手摘みで、花を摘む様子がよくわかります。
昔、写真では見たことがあるのですが、今時は動画で見ることができるのでいい時代になりました。
さて、動画の言語は残念ながらフランス語なのですが、ローズの摘み取りの様子から抽出するまでを映像で見ることができます。
フレグランスができるには原料がどうつくられるのか知るのは、いいことだと思います。
途中ドゥマシー氏(François Demachy)も映像に出てきます。ディオールパフューマーです。
ローズの花を摘んで、釜に仕込まれ、オイルができます。そして、つくられたローズオイルを使ってパフューマーが香りに仕上げる流れは個人的に好きです。
香りがつくられる流れに歴史を感じます。

本来のフレグランスの話題ではありませんが、ドゥマシー氏がちらっと映っていたので気になり投稿しました。

ご興味のあるかた向けの投稿です。

Grasse, la ville aux mille parfums

フランスの水仙

水仙の香りを香料に。
水仙の香りをご存知ですか?
冬から春にかけて様々な種類の水仙が咲きます。
水仙の香りはいい香りなのですが、残念なことに天然香料として量産できません。
めったにお目にかかることのない、またはみることもない存在です。
その水仙、フランス語でナルシスのコンクリートをつくる工程を見ることが出来ます。
貴重な映像です。
フレグランスとは直接関係ありませんが、素材として使われているフレグランスもあるので一度ご覧ください。
水仙の花をどう摘むのか、どの位摘むのか、どのように仕込まれ、どんな状態で完成するのかを知ることが出来ます。
ナルシスと聞くと、キャロンのナルシスノワール(Narcisse noir)を思い出すのは年のせいでしょうか?
私より年上の方は、黒水仙と呼ぶ方もいらっしゃいました。
懐かしい。
はじめてナルシスの花の摘み方を知りました。
映像の言語はフランス語+英語の字幕です。
映像だけでイメージはわかりますのでお気軽に・・・。

IFF-LMR Harvests French Narcissus

シャネルの新しい香り Gabrielle

シャネルのから秋に新しいフレグランスが発売されます。
名前はGabrielle。シャネルの創業者、ガブリエル・ボヌール・シャネルからつけたようです。
ココ・シャネルのココは、彼女の愛称です。
力の入ったフレグランスになりそうです。
シャネルも N°5、チャンスなどを色々アレンジしたものばかり発売していました。
調香師はIFFから移籍したOlivier Polge(オリヴィエ・ポルジュ)。
N°5 L’eauなど今まであった香りをアレンジして創ったものを除くと、オリヴィエ・ポルジュの創ったシャネルでの初の完全オリジナルフレグランスのようです。
しかも、シャネルから15年ぶりの新しいオリジナルの香り、期待が高まりますね。

オリヴィエ・ポルジュも父であるJacques Polge (ジャック・ポルジュ)からシャネルの調香師を引き継いで、今回どんな香りに仕上がっているのか気になります。
日本では、9月に発売と告知しています。

各ブランドも世代交代してますね。

シャネルサイト 告知ページ

Telegraph UK Chanel announces its first fragrance in 15 years